2007年 11月 06日
明神山(播磨富士) ②
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僅かな時間差で、山中で誰一人出会うことのない事も多々あります。
今回も眩しい快晴に気持ちが高揚して、ルンルンのスタートだったのですが
自由気ままなひとり歩きには、大きなリスクがある事を自覚する山歩きでもありました。
迷う事のない登山道脇には、地元愛好会の方が記して下さった樹木の名札が
何箇所も掛けられており、一つずつ確認しつつ上って行きます。そんな中でも
途中前方で賑やかな人の声に、ホッとさせられながらも身構えるもう一人の自分がいます。
ザックを背負って、見るからに登山者という方はともかく、空身で飲み物一つ持たずに
山入されてる方を見ると、やはり何してるのだろう?と思ってしまいます。
今回出会った3人組みの方々も空身でした。道を譲られた際は、礼を言い先を歩かせて
もらったのですが、冗談半分のように下方から「小銭はあるのに、販売機もないから飲物も
買えませんわ~」なんて声かけられ「本当ですね~お札があっても買えないかなぁ~」
なんて相槌うって先を急ごうとすると、今度は「山頂に行くんですか?」と。
「えっ!頂上行かないなら何しに山中へ?」なんて思ってしまうのは当たり前の話では。
よくよくお話を伺うと、前日よりお仲間とコテージに泊まられたという奈良・京都・大阪からの
パーティーのようでしたが、この3人の方は山屋さんではなさそうでした。^^;
仲間がCコースから上っていて、頂上で落ち合う予定が山頂まで行けそうにないので
その旨を伝えて欲しいと伝達役を仰せつかってしまいました。ではでは、お先にと。
登頂後、伝えるべくお仲間を探すと円陣を組んでのパーティーを発見しました。
宴もたけなわで賑やかに楽しんでいらっしゃいました。色んな食材を並べビールで乾杯モード
伝達役の礼にと、私も盛んに勧められましたが、丁重にお断りして(ドライバーですもの)
代わりに、フルーツをご馳走になってしまいました。
その後は、頂上からの四方の景観を確認していたら、大阪からバイクで来たという若者に
声を掛けられお喋りとなりました。兵庫の山は、道標がしっかりしているので歩きやすいと
お気に入りのようでした。時間的に余裕もあり、山頂で一時間のんびりタイムが過せました。
以前歩いたCコースで下山する事にしました。トラロープ有りの激下りです!
そんな時は、景気付けに鼻歌など歌いながら歩きましょう~曲目はねぇ!?
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↑ この方達との出会いと、青空にかざした手を見上げて・・・
僕らはみんな生きているぅ~♪ 生きているから楽しんだぁ~♪ なぁ~んてね!(´艸`)ブハッ
展望の良いAコースを避けた理由です。気ままな一人遊びは楽しいですが自重しまっす!
by moegiiro15
| 2007-11-06 23:52
| 山歩き